実証実験棟内観情報公開【福島県泉崎中核工業団地内】
実正実験棟(オフィスモデル)の内観写真を公開致します。
構法の特徴:W.ALC(厚板集成版)厚さ120mmを鉄骨造の外壁に非耐力壁として留付けし、地震等の揺れに対し変形追従するロッキング構法が採用されています。
これまで鉄骨造で木材利用は非常に少なかったと想定されます。強固なラーメン構造フレームである鉄骨造に特化した木質化構造方法のモデルを実現しました。
木材との組合せにより大きな利点が生まれます。
木材は比重が軽く(スギの平均比重0.36)軽量な素材である事、さらに木材を厚く利用することにより断熱性能を加味した利用方法が可能となるのです。木材の調湿効果も加わり快適な室内環境を体感することができます。
実証実験蓄積により1時間準耐火構造による3階建てまでの利用することが可能となっています。(建築用途、法令により制限条件がありますので、協会では最新情報を加味したお得なマニュアルをご用意しておりますのでご購入下さい。)
鉄骨造+W.ALC(厚板集成版)ロッキング構法の見学体感施設として見学可能となっております。快適な室内空間をご体感ください。ご見学は、申込制にて対応となります。
【主な参考仕様】
構造:鉄骨造地上2階建て
1階外壁:W.ALC外部表し液体ガラス塗装仕上げ+アイシネン吹き付け断熱@100mm
2階外壁:木製ルーバー+高性能防湿シート+ネオマフォーム@100mm+W.ALC@120mm、インナーバルコニー壁CLT@150mm
2階床:JAS集成材@120+無垢ヒノキ厚床@24mm
日差しがキツイ西側は、W.ALCが2層になっており通気層が設けられていています。
1階玄関土間|ヒノキ無垢ブロック貼り
2018年5月25日