会員限定見学会/ライン工業様新工場
岐阜県第1号物件が竣工致しました。木質構造「囲柱ラーメン木構造」開発されました協会会員企業であるライン工業様自社工場新設にあたりWOOD.ALCをご採用頂きました。囲柱ラーメン構造とW.ALCとの組合せ利用等の木質化構造先進的利用実証の場、発信拠点として建設されました。
【WOOD.ALC採用経緯】
①WOOD-ALCを素晴らしいと感じたこと。木材としての利用価値、テクスチャー、住環境。
②工場を新築するに当たり、単純な鉄骨の工場ではもったいないと思いました。
③従業員にやさしい環境づくりをしてあげたいと思いました。夏は暑い中で更に火を使った作業をする為。
④ライン工業開発の囲柱ラーメン木構造の外皮として採用を思案・提案しています。ラーメン+非耐力壁。
⑤数回見学会に出向き、WOOD.ALCの取付方法がALCや押出成形セメント板同様の鉄骨造の納まりそのままであったため、自分なりに理解がしやすい工法だった。
⑥窓回りの納まりを簡素化+無火気化(無溶接化)できるといいと思っていた。改良版を標準化するところに役立ちたい。
⑦岐阜県産材利用については今後の課題。協和木材製造W.ALC採用、調達する上で製品の安心感。
⑧福島県産材を使用することで福島県へ直接的に、東北大震災復興地域支援という形をとる事ができる。
⑨今後は、岐阜県産材をはじめとする地域産材での地域活用へ。地域産業へ好循環を。東海エリアで影響力ある企業さんへお願いすることで模範となっていただく。今後に向けた仕上げの検討を自社で検証。
⑩木材を外気・日光・風雨に直接あてることになる南面外壁で、塗料の選定を考える。
⑪協会内でも塗装に関しておおよそ検討できているものの試行錯誤している。
⑫囲柱ラーメン木構造としても、公園での利用など外気露出の物件が控えている。
⑬耐候性を確認するためのテスト壁としてみよう。暴露試験をして経年劣化状況の観察をする。
⑭多彩な色調バリエーションをもって「向き」「不向き」の判断材料、検証を行う。
⑮ノンロット7色、リボス4色、液体ガラス5色の3種16色。(2022年2月1日暴露開始)
WOOD.ALC協会会員企業 有限会社ライン工業 代表取締役 瀧本 実
2022年3月18日