浪江inふくしまライブラリー「きぼう」
2017.11.21
東日本大震災、東京電力第一原発爆発事故により故郷から避難生活を余儀なくされている福島県の方々に、憩いの場として、情報発信の場としての小さな空間を寄贈するプロジェクトとして「ミニ図書館」を作りました。
寄贈者である株式会社アントレックスは国内外の取引先から多数の義援金を積極的に集め、被災者の方々に希望を持っていただけるようなものとして「ミニ図書館」の構想を2011年9月に福島県浪江町長のもとに設計者とともに起案しました。
その後、敷地選定、施工者の選定、利用者との協議、義援金の更なる募集等々を経て、町長曰く「待望久しく」震災後503日目、2012年8月3日に開所式を迎えることになりました。
- 竣工
- 2012年8月
- 延床面積
- 79.58㎡
- 構造
- 木造平屋
規模:地上1階(仮設建築)
壁:WOOD.ALC - 用途
- ミニ図書館(仮設)
- 所在地
- 福島市笹谷字片目清水30-8
- W.ALC使用量
- 16㎥
- 設計
- 八木佐千子+NACA
- 施工
- 藤田建設工業㈱、菅野建設㈱