ライン工業と木造化事業、囲柱ラーメン木構造コラボレーション
◆町の小さな鉄工所でありながら、産業・人・環境の好循環を再構築する一助を考える
【WOOD.ALC採用経緯】コンセプト
①福島県産材の利用で、震災復興へのお助けになれば幸いということ
②南面の外壁を木質化することで、工場内で働く社員への環境的配慮
③弊社が、ＷＯＯＤ.ＡＬＣ協会の会員であること
④今後の木造化・木質化の発展に、お役に立ちたいと思っていること
⑤当協会として、普及へ向けての「課題」に対して、試験施工できること
⑥「外壁木材の露出」を進めるに当たっての耐候性に対する試験を工場外壁で行う
⑦鋼製建具の「溶接を使用しない取り付け方」の確立を工場外壁で行う
⑧福島県産材でのサプライチェーンから、地産地消でのチェーン検証を行っていく
⑨地場ゼネコンに、鉄骨造でも木材を使用する手法があることを知ってもらうこと
⑩鉄骨造を主とする地場ゼネコンに、ＪＡＳ材需要拡大宣言をしてもらい、地域の話題になってもらう
WOOD.ALC協会会員企業　有限会社ライン工業　代表取締役　瀧本　実

「五行配当色」の外壁、集熱する色・反射する色、塗装設計する上でも様々な環境状況により異なります。
自主検証でなければ多彩な色調の変化を実物大で確認できる機会は少ない中、ご厚意で実践実証が進められています。（岐阜県第一号物件）

竣工

2022年4月

延床面積

188.41㎡

構造

鉄骨造
外壁：W.ALC105ｍｍ／120ｍｍ　
樹種：スギ
プレナー仕上げ／ラフソー仕上げ
カラマツＴ＆Ｔパネル（林友ハウス工業㈱）
塗料：ノンロット（ブルーノ）、リボス、液体ガラス
W.ALC工事：富国物産㈱ 長野支店
工場塗装：㈲ミズヌマ
加工：福島県郡山地区木材木工工業団地㈿
計画サポート：日本WOOD.ALC協会
進行サポート：㈱丸二林産

用途

工場（鉄工所）

所在地

岐阜県可児市大森1501-2730

W.ALC使用量

13.23㎥

設計

佐伯綜合建設株式会社可児支店・佐伯建築設計事務所

施工

佐伯綜合建設株式会社